350年以上続く
日本酒蔵の笹一酒造が醸す
山梨の綺麗な日本ワイン

OLIFANTは350年以上続く日本酒蔵の笹一酒造が醸す日本ワインのブランドです。日本酒造りで育まれた醸造技術と、山梨の歴史あるワイン造りの伝統技術が融合されています。
ブランド名は東京帝国大学(現東京大学)教授でフランス文学者の辰野隆さんが名付け親で、酒神バッカスが持つ角笛が由来です。またエンブレムのデザインは山梨県出身で世界的な木版画家の萩原英雄さんの作品です。醸造元の笹一酒造では酒造りは神事であり、1953年より続くワインブランドOLIFANTの名にもその想いが込められています。
山梨には実に100年以上のワイン醸造の歴史があります。その山梨で栽培された果実の持つ特徴、ポテンシャルを最大限に活かしきり、全てのワインに山梨のテロワールが深く表現されていることが、OLIFANTワインの醸造理念です。

圃場、果実について

Our Vineyards

笹一酒造ではブドウの栽培からワインの醸造まで一貫して自社で行っております。OLIFANTの圃場は標高が比較的高い甲府盆地の南に位置し、南アルプスと八ヶ岳から来る偏西風により風通しが良く空気が滞留しない明るい場所にあります。日照量が多く、病気が少ない健全なブドウを栽培できます。畑には蓮華の花が咲き、花がやがて腐葉土に変わる良い土を作り出す土壌でOLIFANTのブドウは育てられています。

醸造家が丁寧に育てたブドウは房成が綺麗で果実の透明感が際立ちます。
白ワインの原料ブドウ(甲州、シャルドネ)は酸を大切にしており、ミネラル成分を安定化させることがワインの品質を上げるため、土壌管理は徹底して行います。赤ワインの原料ブドウ(マスカット・ベーリーA、シラー)は徐葉を丁寧に行い、陽を当てることにより、アントシアニンがしっかり出るようにします。丁寧で綺麗な畑作りが優しく綺麗なブドウを育み、それがそのままOLIFANTの個性に反映されます。山梨で育つブドウの特性を見極めながら各品種の栽培に力を入れています。

製法とこだわり

Commitment to Quality

OLIFANTの母体は歴史ある日本酒蔵である笹一酒造です。1953年から続くOLIFANTのワイン造りには日本酒の醸造技術が活かされており、酒蔵でありワイナリーでもあることが他には決して真似のできないOLIFANTだけの特徴です。それは徹底した衛生管理にも応用されています。綺麗なところでしか綺麗なワインは造られない。これは味などの品質を上げるだけでなく、お客様に安全なワインを安心して楽しんでいただく上で最も基本的かつ重要なことです。

また、OLIFANTはブドゥ遺伝子工学、ブドウ栽培学、ワイン醸造学、ワイン管理学などの基本を押さえ、ブドウの特徴を最大限に引き出す醸造力と緻密な管理でワイン造りをしています。質の高い圃場造り、土地改良、栽培管理、生産管理、貯蔵管理を分業化せず、包括的にワイン造りに没頭できる環境のすべてがOLIFANTのこだわりです。

OLIFANTの実力

Passion for Wines

OLIFANTは繊細な和食とのマリアージュに創造性を提案します。山梨のブドウの特性を最大限に引き出すことが日本の食文化に最も適する最上のワイン造りと考えています。山梨のテロワールを表現し、綺麗で優しく深みのある、たおやかな味わいをOLIFANTは目指しています。代々受け継がれてきた醸造理念のもと、OLIFANTは日本ワインコンクールでの金賞をはじめ、数々のワインコンクールで入賞してきました。

醸造について

Brewing Philosophy

1953年のブランド設立からテロワールという概念を大切にし、地元山梨産のブドウのポテンシャルを最大限に引き出したワイン造りを積重ね、甲州やマスカット・ベーリーAだけではなく、シャルドネ、メルロー、シラー等の欧州系品種にも力を注いでいます。醸造の面では、代々伝わる日本酒造りの発酵に対する知見をそのままワイン造りに活かすことができます。乳酸菌の働きによる日本酒の伝統的な山廃仕込みなどは、理論的にはワイン醸造に通ずる部分があるとも考えられます。穀物で醸す日本酒と果実で醸すワイン。同じ醸造酒という点において究極的には双方の共通項がOLIFANTの可能性を拡げることにつながると感じています。