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お酒は適量で・・・
上手に飲んで美味さを楽しみましょう
発がん予防効果:
   世界中にさまざまなお酒がある中で、とりわけ日本酒は、アルコールのほか有機酸、糖分、アミノ酸、ビタミンなど100種類以上の微量成分が含まれています。これらの日本酒の成分が、がんの死亡率やがん発生のリスクを軽減するという研究成果が相次いでいます。
百薬の長:
   日本酒や酒粕に含まれる有用な機能成分がいろいろな病気の予防に役立つことがわかってきています。
*糖尿病の予防
*がんの予防・抑制および抵抗力のアップ
*狹心症・心筋梗塞などの心臓疾患を予防
<--- アルコールが、心臓疾患を予防する効果のあるHDLコレステロール(善玉)のレベルを上げ、LDLコレステロール(悪玉)のレベルを下げる働きがあるとされる
*脳血管疾患の予防
*高血圧の予防
*健忘症の予防
*肝臓病の予防
*骨粗しょう症の予防
*アトピー性皮膚炎の予防
*ストレスの軽減
*老化の抑制
*保温・保湿効果、美白効果、あれ肌の予防効果
*肥満の予防
*抗パーキンソン病
*抗鬱病 <---清酒酵母のS-アデノシルメチオニン酪酸の効果
*精神安定効果 <---エチル-4-ハイドロキシン酪酸の効果
*コレステロール低下効果 <---水不溶性繊維と水可溶性繊維、
                         イノシトールの効果
*アレルギー抑制 <---免疫グロブリンの生成のみを抑制する
                         エポキシコハク酸誘導体の効果
                                                                                   など


もちろん健康維持には適量飲酒が重要です。

   日本酒の中には、数え方にもよりますが数百種類の成分が含まれていると言われています。働きがわかっているごく一部の成分に、ビタミンB1、B2をはじめとするビタミン類、多くのミネラルがあります。ペプチド(たんぱく質の構成成分であるアミノ酸が複数結びついたもの)や、必須アミノ酸なども含まれています。ペプチドは、米たんぱくを麹菌が分解し、アミノ酸になる間にできます。麹菌を使う日本酒は、世界でも比類ないお酒なんです。
美容効果:
    日本酒には、美白効果をはじめ、さまざまな美容効果があります。最近話題のコウジ酸。これは米麹に含まれる有効成分で、細胞の老化を防ぎ、活性化する作用を持つ物質として注目を集めています。実際に化粧品、養毛剤などに使われるようになってきています。
化粧品の成分としてのコウジ酸は、シミやほくろの原因になるメラニン色素の生成を抑える働きがあるため美白効果が期待でき、しかも保湿効果もあります。
日本酒のお風呂:
   疲労回復に欠かせないお風呂に日本酒を入れて入浴する酒風呂が、体をしっかり温め、血圧の安定にも役立つのをご存知ですか?
普通、健康な男性は、入浴した後20分経つと血圧は平静時の状態に戻ります。ところが、日本酒風呂に入ると、湯上りから最小血圧が下がり始め、20分経過しても、安静時より血圧が低い状態が保たれるそうです。
ただ、これは37度というぬるめのお風呂が効果的で、やり方は簡単。お風呂にコップ2〜3杯の日本酒を加えてかき混ぜるだけ。市販の入浴剤など足元にも及ばないすばらしい効果を発揮してくれます。
適量飲酒:
適正・・・・・節度ある飲み方
適量・・・・・病気にならないための飲み方
日本酒なら1〜2合でしょうか。。。個人差はあります。
日本人の44%は「お酒に弱い体質」だとされています。
自分の飲酒能力を知っておいたほうがいいですね。

食べてから、あるいは食べながら、ほどよい量を楽しみながら飲めば、日本酒ほど健康維持・増進にメリットのある飲み物はそうないでしょう。
食べながらの飲酒が良いとされるのは胃腸の壁、つまり粘膜の上に食物が付着して層をつくり、この防護壁があるために胃を荒らすことが少なく、またアルコールの吸収もゆっくりと進むからです。さらにお酒を口に運ぶ回数が減り、動作もゆっくりとなりますので血液中のアルコール濃度が一度に高くなるのを防げます。

二日酔いの迎酒はアルコールの麻酔作用による一時的な誤魔化しです。たっぷりの睡眠と糖分やビタミンCを含んだ果物などを摂ってアセトアルデヒドの分解を促進しましょう。

寝酒も適正量を守っている間はともかく、酒量がいつの間にか増えてしまうケースもあります。不眠が続く場合は医師に相談されることをおすすめします。
適正飲酒10か条
1. 笑いながら共に楽しく飲もう 6. 薬と一緒に飲まない
2. 自分のペースでゆっくり 7. 強いアルコールは薄めて飲もう
3. 食べながら飲む習慣 8. 夜12時には切り上げよう
4. 自分の適量を守ろう 9. 肝臓などの定期検査を
5. 週に二日は休肝日 10. 人に酒の無理強いはしない
アルコールについて
   お酒を飲むとアルコールは胃や小腸で吸収されて血液に溶け込み、門脈を通って肝臓へ運ばれます。アルコールの大部分は肝臓で分解されます。肝細胞にはアルコールを分解する「アルコール脱水素酵素(ADH)」と、「ミクロゾームエタノール酸化酵素(MEOS)」があり、アルコールをアセトアルデヒドに変化させます。このアセトアルデヒドが悪酔いや二日酔いを起こさせます。しかし、同じ肝細胞中にある「アルデヒド脱水素酵素(ALDH)」によって無害な酢酸に分解されます。酢酸は血液によって全身を廻り、炭酸ガスと水に分解されます。
ALDH(アルデヒド脱水素酵素)
   ALDHにはアセトアルデヒドが低濃度の時に働く「ALDH2」と、高濃度で働く「ALDH1」があります。日本人の約半数は生まれつき「ALDH2」の活性が弱いか欠けています。このタイプはアセトアルデヒドを速やかに分解できないため、少量のアルコールでも悪酔いし易くお酒に「弱い」体質です。お酒に対する「弱い」「強い」は遺伝による体質ですので、無理な努力よりも自分の体質を認識して適量を守っていくことが大切です。
遺伝子の型は3つ
NN型 安定して正常な活性を有する「活性型」--->アルコールに強い人 日本人56%
ND型 NN型の1/16の活性しかない「不活性型」--->アルコールに弱い人・ほどほどに飲める人 日本人40%
DD型 Nが無いのでALDH2の活性が完全に失活「失活型」--->アルコールが飲めない 日本人4%
黒人・白人の100%がNN型
モンゴロイドはお酒に弱い:
   遥かな昔、人類が三大人種に分かれた後、何故かモンゴロイド(黄色人種)の中に突然変異的に「ALDH2」の活性を無くしてしまった人が出現。時代を経るに従ってお酒に弱い人種が増えてしまった。今日、「ALDH2」不活性型(含 失活型)は黄色人種の特徴となっています。黒人・白人には不活性型(含 失活型)はみられません。
   モンゴロイドは昔、陸続きであったベーリング海を渡って遥か南米まで大旅行をし移り住んだと言われています。これは、アメリカ大陸先住民にモンゴロイド特有の「ALDH2」不活性型(含 失活型)が存在することからも裏付けされています。
※「ALDH2」不活性型(含 失活型)の割合
ヨーロッパ系白人 0%
アフリカ系黒人 0%
中      国 30〜50%
日      本 44%
ア  ジ  ア 14〜57%
北アメリカインディアン 0〜7%
南アメリカインディアン 41〜69%
※エタノール・パッチテスト
1.テープに少量のガーゼを貼り、ガーゼに消毒用アルコール(70%)を湿らす。
2.肘関節と脇の中間など、皮膚の柔らかいところに貼る。
3.7分経ったらテープを剥がす。
4.テープを剥がしてから10分後に反応を見る。

貼った部分が赤くなっていれば「アルコールに弱い体質」、変化が無ければ「強い体質」という目安になります。
  Point
     ○安静時に行う(運動直後は避ける)
     ○エタノールを布の外へはみ出させない
     ○貼った方の手を締め付けない
     ○貼ったテープの上を押さえない
     ○お酒を飲んでいないこと
考案者 国立療養所久里浜病院 樋口 進

一口メモ
冷暗所に保存が鉄則
日本酒の大敵は直射日光。新聞紙に包むなどして冷暗所に保存すれば、品質変化もなくおいしくいただけます。でも一度栓を抜いたらなるべく早くお飲みください
日本酒活用法(詳しくはこちら)
ご飯を炊くとき、水と一緒にお酒を少々。また冷ご飯や冷凍したご飯も日本酒を少々振りかけてから電子レンジにかけると、びっくりするほどおいしくなります。

酢の物やドレッシングに日本酒を少々加えるとまろやかな味に。また味付けの塩や酢をきかせすぎて困った時、日本酒を一振りすれば味の修正ができます。

肉の下ごしらえに日本酒が活躍。肉を焼く時や揚げる時、前もって肉100グラムにつき大さじ1ほどの日本酒をもみこんでおくと、やわらかくなって、味もまろやかになります。

日本酒には魚の臭みを消す働きも。魚を焼く時、塩を振る前にお酒を一振りしておけば、香り良く焼き上がります。冷凍の魚もお酒を振りかけてから調理するとおいしくなります。
栓を抜いたら冷蔵庫へ
一度栓を抜いてしまった日本酒の保存にはしっかり気配りをしてください。空気に触れる面をなるべく少なくするのがおいしさを保つポイントです。小さな瓶に移し替え、冷蔵庫へ入れます。


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